マックストレックとは?MAXTREKの特徴からおすすめタイヤまでを徹底解説!

アジアンタイヤ

今回は、「マックストレックの特徴」や「人気のおすすめタイヤ」などを初心者の方にもわかりやすく解説していきたいと思う。

これからマックストレックのタイヤを購入しようと思う方はもちろん、このタイヤをそもそも知らない…そんな方も、この記事を通してマックストレックについて知識を深めておこう。

使い方次第では非常に有用な夏タイヤになるはずですよ!

MAXTREK (マックストレック)とは?

MAXTREK (マックストレック)の創業は2006年。中国の新鋭タイヤメーカーだ。

使う人の満足のために積極的な技術開発に取り組み、知名度が年々高まってきている。アメリカのウォルマートでは2014年から販売されるなど海外からの評価は高い。

日本での知名度はまだまだ低めで、店頭販売よりもアマゾンや楽天などのネット通販で主に取り扱いされている。

マックストレックタイヤは、ISO9001やISO/TS16949などの世界基準を認証取得。その他にもアメリカ、ヨーロッパ、中国、ナイジェリア、ブラジルなど世界各国の基準も認証取得し、生産量は年間で700万本を超える。安価なタイヤが主流の若いタイヤメーカーだが、こうした世界的な基準を取得している点は使う側には安心材料になる。

MAXTREK (マックストレック)タイヤの特徴

マックストレックタイヤの特徴は、なんといっても「価格」!

もともと安価なタイヤが多いアジアンタイヤの中でも、マックストレックはひときわ安い価格で購入することができます。

まさにこれぞ、最大の特徴であり魅力ともいえるでしょう!

しかし、安いなら性能もそれなりだと考える方も少なくないはず。しかし、マックストレックは性能に関しても「価格以上の付加価値」がある!

MAXTREK (マックストレック)のおすすめタイヤ

マックストレックタイヤは、ラジアルタイヤやスタッドレスタイヤ以外にもSUV用、ランフラット、オールシーズン、オフロード、商用タイヤなど幅広くラインナップしており、多様な市場ニーズに対応しています。

ここからは、その中でもおすすめのタイヤを紹介していこうと思います!

では以下から確認していこう〜

MAXIMUS M1

マックストレックのフラッグシップタイヤMAXIMUS M1(マキシマス M1)。

高いグリップ力とウェット性能、さらに乗り心地や静粛性といった快適性にも優れています。

コンフォートであることから燃費の良さにも期待でき、マックストレックの中でも総合力は極めて高いです。

サイズ展開も13インチ〜19インチと豊富に用意してあるため幅広い車種に使用できます。

  • タイプ:プレミアム、コンフォート
  • 特徴:高い走行性能と快適性
  • 回転方向:なし

FORTIS T5

非対称のトレッドパターンが特徴的なFORTIS T5(フォルティス ティーファイブ)。

乗り心地の良さをコンセプトにしており、偏摩耗の抑制効果にも期待できます。サイズ展開は19インチ〜22インチ。

セダンやミニバンにもおすすめですが、SUVに使用できる大型サイズも豊富に用意されています。

  • タイプ:コンフォート
  • 特徴:乗り心地、偏摩耗抑制
  • 回転方向:なし

SIERRA S6

ドライ、ウェットどちらでも高いグリップをもつSIERRA S6(シエラ エスシックス)。

スタンダードタイヤに位置付けられていますが、快適性よりも走行性能を重視しているタイヤになります。縦溝4本と細かいラグパターンが高いグリップ力を実現!

サイズ展開は15インチ〜21インチと豊富に用意されていて、安定した走行性能を求めているのであればこのタイヤがおすすめです。

  • タイプ:スタンダード
  • 特徴:優れた走行性能
  • 回転方向:なし

GENO G3

快適性とウェット性能に優れたGENO G3(ジェノジースリー)。

トレッドパターンをランダムにすることで乗り心地の良さと高い静粛性を実現しています。サイズ展開は12インチのみなので対応車種は限られますが、サイズが合えばラッキー。トライしてみる価値あり。

  • タイプ:スタンダード
  • 特徴:乗り心地、静粛性、ウェット性能
  • 回転方向:なし

SU-810

耐摩耗性と燃費性能に優れたSU-810(エスユー810) 。

摩耗に強く、長寿命に加えて転がり抵抗を抑えることで燃費性能の良さにも期待できます。

サイズ展開は13インチから14インチと少なめ。しかし、ロングライフと燃費を重視する方にはおすすめです。

  •  タイプ:スタンダード
  • 特徴:長寿命、燃費性能
  • 回転方向:なし

EXTREME R/T.RWL

快適性と操舵安定性に優れたオフロードタイヤEXTREME R/T.RWL(エクストリーム R/T.RWL)。

M/Tに比べてオンロード向けに開発したコンパウンドを使用しているホワイトレタータイヤです。

トレッドパターンの配列を最適化することで快適性を高め、ロードノイズの低減と乗り心地も確保しています。また、高い操舵安定性と直進走行性にも期待できるでしょう。

オフロードタイヤ特有の石噛みをストーンエジェクターが防止してくれます。サイズ展開は14インチから16インチ。

  • タイプ:オフロード
  • 特徴:快適性、操舵安定性、直進走行性
  • 回転方向:なし

MUD TRAC

MUD TRAC(マッドトラック)は、過酷な環境化でも安定した走行が可能なオフロードタイヤ

サイドウォールの剛性を高め、厳しい環境でもグリップ力を発揮するトレッドパターンはまさに無骨なオフロード系タイヤだと言えるだろう。

サイズ展開は、15インチから16インチ。ショルダーデザインは亀裂を防ぐ可変ピッチを採用し、さらに耐久性を向上している。耐久性を求めるならおすすめだ。

  • タイプ:オフロード
  • 特徴:耐久性
  • 回転方向:なし

TREK M7

TREK M7(トレック M7)は、マックストレックの唯一のスタッドレスタイヤ。

天然ゴムやシリカといった原材料の混合比率を調整し、細かいラグパターンデザインが雪上で安定したグリップ力と横滑り防止効果をもたらす。凍結路面の走行にも問題はない。サイズ展開は16インチから18インチとなっている。

  • タイプ:スタッドレスタイヤ、冬用タイヤ
  • 特徴:雪上、凍結路面に対応
  • 回転方向:あり

MAXIMUS M1(LT)

MAXIMUS M1(マキシマスエムワン エルティー)は、高いグリップ力と優れた排水性、さらに乗り心地や静粛性などの快適性能をも併せ持つなど総合力が高い。

商用タイヤの中でもプレミアムな位置付けのコンフォートタイヤだと言える。

  • タイプ:プレミアム、コンフォート
  • 特徴:優れた走行性能、快適性能
  • 回転方向:なし

MK700

ライトトラック用に開発されたMK700(エムケーナナヒャク)。

転がり抵抗を抑えることで燃費性能の向上が期待できる。低燃費による経済性のメリットだけではなく優れたハンドリング性能にも定評がある。

  • タイプ:スタンダード
  • 特徴:燃費、操舵安定性
  • 回転方向:なし

SU-830

SU-830(エスユー ハチサンマル)は、ロングライフでありながらも快適な乗り心地と高いウェット性能をもつスタンダードタイヤ。

商用タイヤらしく、タフさと一定レベル以上の快適性、濡れている路面でも安心できるウェット性能は頼もしく魅力的。

  • タイプ:スタンダード
  • 特徴:長寿命、乗り心地、ウェット性能
  • 回転方向:なし

MAXTREK (マックストレック)の使用上の注意点

マックストレックタイヤは「ETRTO規格」を採用しているが、この規格のタイヤは通常の空気圧よりも高めの数値に設定する必要がある。

これは耐荷重をあらわすロードインデックスに関係するからだ。例えば、日本同じ空気圧にするとタイヤが車の重さに耐えられなくなりバーストなど様々なタイヤトラブルを引き起こす原因になってしまう。

マックストレックだけではなく海外から輸入されたタイヤの約80%以上がETRTO規格になるため使用前に適正空気圧になっているか確認しておこう。

まとめ

お分かりいただけただろうか?タイヤ選びの目的は価格!という方は、マックストレックは有力なタイヤだと言える。国産タイヤに比べて感覚的な安心感が薄いかもしれないが製造国にこだわがないならおすすめだということ。

是非、タイヤ交換を予定しているのであれば、マックストレックを検討してみてはいかがだろうか。